入賞者からのコメント
慶良間諸島で撮影した作品です。白砂を背景に凛とした佇まいを見せるサンゴの根に強く心を惹かれ、崇高な自然の美を感じました。
職場の先輩の誘いでライセンスを取りましたが、もしも水中写真をやっていなかったらダイビングはこんなに長続きしなかったと思います。被写体としては水中風景全般に興味があります。ただし今はワイド撮影オンリーです。
Profile
奥島玲人 Reito Okushima
ほぼ毎週末、串本、若狭、越前、伊豆、房総をはじめ、玄界灘、錦江湾、奄美大島などに通っているという三重県在住の医師。現在水中写真歴22年。串本の海中フォトコンテストの入賞常連で、2022年の「第31回串本海中フォトコンテンスト」では、グランプリを獲得した。
審査員からのコメント
僕も何度も撮影している場所だと思うのですが、僕の目にはこうは映らない。撮影者は、撮っているときからこういうイメージを持っていて、見たままの世界ではなく、それを変換してイメージに落とし込んでいる。表現として楽しい作業をされていますね。(鍵井靖章)