「TGユーザーもGoProユーザーもがんばってほしいです」
清水淳さん(JUN SHIMIZU)/写真家
フォトコンの審査では、僕の好みかどうかよりも「誰が見ても感動をもらえる」ことを優先しています。偏った見方はとことん捨てます。ピントなどの基本的な部分は確認しますが、絞り込まれた後は「心に入ってくる作品」、見たときに、心にズーンと入ってくるものに惹かれます。
「日本水中フォトコンテスト」は初開催です。とりあえず応募してみましょう。すぐに結果が出なくても次回があります。応募してダメだったとしても、入賞作品の発表を見て周りの人がすごければ、来年はがんばろうという励みになるでしょう。スタートしないと何も始まらないですからね。
応募規定を見てもらえばわかりますが、撮影機材の縛りはありません。コンデジでも応募規定の最低画像数を上回っていますから、TGユーザーもGoProユーザーも頑張ってほしい。チャンスはありますよ。
清水淳 プロフィール
水中や海辺の風景の撮影・執筆活動を行ないながら、沖縄県那覇市で水中写真教室マリーンプロダクトを主宰。
カメラメーカーの水中撮影機材の研究開発にも携わり、長年OLYMPUSの水中モードや水中ホワイトバランスの開発アドバイザーを務め、チューニングテストも行なってきた。水中撮影機材メーカーのアドバイザーやテスト撮影も数多くこなす。
執筆活動では、水中撮影機材の解説や撮影の仕方、楽しみ方の記事をPADI
Japan/デジカメ上達クリニック、OMDS/水中デジタルカメラ・インプレッション、マリンダイビングWeb/水中デジカメ撮影教室、オーシャナ/カメラレビューを連載中。最近では「マンツーマン水中写真教室」も好評だ。1964年生まれ。公益社団法人日本写真家協会会員。